雑記

すずめの戸締り 感想

11/26
すずめの戸締り

観てきました。

15日にレイトショーで。修羅場ってたけど、観たくなったので観に行った。欲望に忠実なのぃこ。
画像はパンフレットの表紙。

公式でも言ってるらしいけど、地震にトラウマある方は避けたほうがいい。緊急地震速報が流れるシーンがある(本物とは違う音だけど)ので。
マクドナルドのハッピーセットの絵本『すずめといす』は、観る前に読んだほうがいいかも。私は観たあとに読んだんですけど、絵本が先のほうがよかったかなって思ったので。

25日に拍手くださった方々、ありがとうございます。
無事脱稿できました!

ネタバレありの雑感

相変わらずの背景の美しさ。そうそう、これを観に来たんだよ!
鈴芽ちゃん家おしゃれ。廃墟は賑わっていた頃を思い起こさせるような寂しさと静けさを感じる一方で、ミミズが出てくる不安感が同居してて凄かったし、常世の美しさには息を吞んだ。

鈴芽が旅先で出会う女性は、みんなあたたかくて強い。別れ際に鈴芽ちゃんを抱きしめてくれるのよかったなぁ。
と、思ったけど、女子高生がヒッチハイクとかで変な男に捕まったらって(あの映画ではないだろうけど)無駄にハラハラしてしまった。鈴芽ちゃんが無事でよかった。環さんが心配する気持ちすごくよくわかってしまった。

草太さんが椅子になっちゃう呪いをかけられるシーン、「鈴芽、好き。お前、じゃま」っていうダイジンの声怖い。ダイジンの声優さん誰かわからないんだよね。パンフレットにも載ってない。演技力ありすぎだよ~。
「神様は気まぐれなんだ」的なことを草太さんも言ってたから、ダイジンの行動にはあんまり疑問を持たなかったな。気まぐれで椅子に変えられるなんてあんまりだけど、まあ、気まぐれだからしゃーないなってなった。

環さんが鈴芽に「家族になろう」的なことを言うシーンで、泣いてしまった。鈴芽ちゃんがかわいそうなのもあるし、環さんの決心と哀しみが伝わってきて、ボロボロと。
常世で、鈴芽が子鈴芽に「あなたはちゃんと大きくなる」っていうけど「立派な大人になるの」とかじゃなく「大きくなる」って言うのに泣いてしまった。あそこ「立派な大人になるの」みたいな「立派」ってセリフを言わせたくなると思うんだけど、そう言わない鈴芽の強さが感じられた。

あと、今回はお色気シーンっていうか、女性を性的に消費するシーンがなかったよね? おっぱいもんだり、おっぱい覗いたりするシーン。
それと、RADWIMPSの音楽にのせて日常を流すのもなかったね。
色々と挑戦してるんだな。すごいな。

終わり方も清々しくて、ハッピーエンドでよかった。でも、要石はあれ、どこに打ったんだろう? ちょっと引っかかるね。
でも面白かったです。

で、ここからは腐女子の感想。

せ、芹澤ー!
おま、おまえ。おまえ、おまえ、おまえだ、おまえ!
草太さんの友達って。なんなんだ。なんなんだよ! 古の腐女子の性癖抉ってくるな!
ノスタルジックになっちゃっただろ!?
若い子の性癖折り曲げたな?
ありがとうございます。ごちそうさまでした。

しんかいまこと……恐ろしい子。