No.272

ベルばらの映画観てきました!
とりあえず、歌で感情や状況を説明するミュージカルみたいな映画だった。ダンスはあまりしないけど。
あの密度の濃い漫画を2時間くらいに収めたのはすごい。けど、分作したほうがよかったのでは? ミリしらで観た友人もそう言ってた。かけあしすぎるって。
主人公もマリー様からオスカルに急に入れ代わってるし、原作読んでないと話についていけない。なんとく察することはできるらしいけど。
私は原作読んでいるので「心は自由」っていうオスカルの演説シーンは泣いちゃった。女だけど男として育てられたのに、今さら女として生きよと言われてしまい自分の人生とは? と悩み出すけれど「心の自由は誰にも奪われない」と、男として生きたことで、女では知ることのできなかった知見を得ることができたと、誇り高く美しく生きたオスカルは描かれていたかなとは思いました。
でも人に勧められる映画ではないなあ。ベルばらの原作を読んでから観るべきだけど、ベルばらファンが観たら怒る人もいるかもしれない出来なので。
あ、ロザリーは出て来ますが一瞬だけ。ストーリーには関わらない。ポリニャック夫人はまったく出てこなかったよ。
私は泣いたくらいなので、面白いと思ったけど、絶讃はできないかな。次々に歌で全てをなんとかしようとするのに耐えられればなんとかなるかも。閉じる

駄作かもしれない覚悟を持って観なければならない。

メモ